アルマガブログ!
京都の龍谷大学マスコミュニケーション研究会発行!フリーペーパーR's magazineのオフィシャルブログです。製作・配布情報から部員の日常まで……このBlogでチェックしてみてくださいね。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
良い子の皆さんおはこんばんちは、悪い子の皆さんおやすみなさい。
私は夜遅くまでゲームに勤しんで勉学を疎かにする悪い子、2回生のフレディです。
さて、秋も深まるこの時期に多くの参加者の方々をバッドエンドへと導いたマス研文祭イベント「ホテル・ムフニー殺人事件」ですが、今ここにこのイベントの正解ルートを記します。
イベント参加者は「龍谷大学ミステリーサークル」という、ミステリー好きな者の集いという設定でホテル・ムフニーというホテルに宿泊することに。
このホテルでミステリーサークルの皆さんは片桐ハイジの不審な死に直面し、同席していた医者やマジシャンに対し犯人を明らかにするための質問をする機会を与えられます。
ここが最終的にお客様に犯人を決めてもらう上で一番重要なところです。実はこの質問タイム、15個の質問項目があり、お客様が質問できる回数は8回までとなっており、質問のチョイスによっては犯人である人物に疑いの目を向けることすらできないのです。
犯人にたどりつくための正解チャートを記します。
1, ・あなたがたはそれぞれ片桐さんとどのような関係だったのですか?
この質問をすると、片桐はマジシャンの弟の婚約者であることと、その弟はすでに死んでいるということがわかります。
2, ・このホテルには初めて来たのですか?
この質問をすると、片桐は既に医者とともに何度かこのホテルへ足を運んでいることがわかります。
3, ・所持品を見せてください。
この質問により、医者がなぜか拳銃を持っていることが明らかになります。医者が片桐に対して殺意があったことの示唆となります。
4, ・自分が犯人でないことを証明してください
この質問は、2と3の質問をすることで質問できるようになります。この質問をすることで、医者は片桐に対して対抗心を燃やしていたことが明らかになり、マジシャンは弟が死んだことを片桐のせいだと思っていたということも明らかになります。
これらの質問をすることで、ホテルマン船越がイライラした態度をとります。医者はこの態度を片桐とともに目撃したことがあったため、すぐにその態度に気づきます。
実はこのホテルマン、ホテルの一室でタバコを吸うという不祥事を起こしており、その様子を撮った片桐はホテ・ルムフニーの社長にそのことを言いつけていました。そのせいでホテルマンは社内での待遇が著しく悪化し、事の発端となった片桐を恨んでいて片桐の殺害に至ったというわけです。
ちなみに片桐ハイジは犯人がホテルマン船越であると示唆する文章をイベント序盤で完成させるダイイングメッセージのパズルに仕込んでいたのです。このパズルは普通に読むだけではマジシャンが犯人であるというふうにとれるのですが、左斜めから読むことで「ふなこし(船越)に気をつけろ」という文章が浮かび上がります。斜め読みに気づくための要素として、以下の質問と答えを質問リストに仕込みました。
・被害者の性格を教えてください
この質問をすることで、片桐が何事も正面からではなく斜めから考えたがる、という情報をマジシャンから聞けます。
お客様がこれらの情報を元に犯人がホテルマンだと推理できた場合、ついにホテルマンが本性を表します。片桐に上記の恨みがあったことを暴露し、その上で爆弾を部屋のドアに仕掛けて自身はトンズラします。爆弾の作動と同時に、ドアにもロックがかかります。
残された医者、マジシャン、お客様方は制限時間内に爆弾を解除しなければならなくなります。
爆弾はパズルを組み立ててそこから得られるキーワードをお客様全員で叫ぶことで解除される、音声認識ロックとなっています。パズルには1から12までの数字が時計回りに書かれており、6に相当する部分だけ?マークになっていて、これがキーワードです。数字の側に描いてある絵からキーワードが干支関連のものであることがわかり、1から順に干支の名前を挙げていくと、6番目にヘビが来ます。つまり、キーワードの答えは「ヘビ」となります。
見事ここまでたどり着くことができればロックは解除され、警察が到着してハッピーエンド、となります。
ちなみにトンズラしたホテルマンですがその後ちゃんと警察に捕まっていますのでご心配なく。
それと医者も銃刀法違反で捕まります。あとマジシャンも殺害こそしてないものの殺意があったことを公表してますのでかなり怪しいラインです。
やはり一番の難所は質問リストを使った質問タイムかと思われます。
15個もの選択肢の中から4つ選ばなければホテルマンが怪しいという推理にたどり着くことはかなり困難であり、このせいで真犯人にたどり着けずに終わったお客様も大勢いらっしゃいました。恐らく3つのイベントの中でこの班が最も高難易度であったと思います。
ともあれ、以上で「ホテル・ムフニー殺人事件」の解答は終わりです。
無事爆弾を解除してハッピーエンドにたどり着けたお客様も、時間が足りず爆弾を解除できなかったお客様も、残念ながら真犯人にたどり着けなかったお客様も、ここ以外のどれかの班のイベントに参加された方も、当イベントに参加していただき真にありがとうございました。
今後とも、R's magazineとマスコミュニケーション研究会をよろしくお願いします。